葛のツルが家を侵食!?自分じゃどうにもできない除草作業レポート~茨城県小美玉市~|千葉県成田市で草木の剪定・伐採ならプラスカラーズ

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葛のツルが家を侵食!?自分じゃどうにもできない除草作業レポート~茨城県小美玉市~

2025.07.15
  • 実際の現場
「足が悪くて自分じゃもうどにもできなくて、、、」
茨城県小美玉市にお住いの方から、切実なご相談をいただきました。

今回のご依頼はご自宅の「草刈(くさかり)」作業。伸びた雑草を刈るただの草刈とは違いますよ?
敷地全体を覆うように伸びた葛(クズ)のツルが、なんとカーポートやフェンス、雨どいにまで絡みつき、さらには床下の通気口にまで侵入している状況。

「放っておくと家が飲み込まれるんじゃないか、、、」
そんな心配も無理はありません。

自身の年齢が高齢だったり、脚や腰を悪くして家周りのメンテナンスができない方、結構多いのではないのでしょうか。
そういったお悩みも是非ご相談ください。

今回は、茨城県小美玉市で行った実際の除草作業の様子をレポートしていきますよ。



タイミングはいつ?蔓植物の怖さと放置リスク

草刈や除草の依頼はよくありますが、今回の現場はかなり手ごわいです。葛のようなつる性植物は成長スピードが段違いです。

地面を這うだけならともかく、周りにある建造物を巻き込んで絡みついていくのが手ごわいポイントです。
今回のケースで言えばカーポートの柱、フェンス、雨どい、さらには床下の通風孔にまで侵入していました。


放っておくとどうなっちゃう?驚異の葛蔓
・建物の壁に密着して湿気がたまり、カビや劣化の原因に、、、
・雨どいが詰まり、雨水が溢れて家の基礎が傷む
・フェンスやカーポートの強度が落ちる
・床下への侵入で害虫の発生や通風不良に

ポストアポカリプス(終末世界、文明が崩壊し人類が衰退していった後の荒廃した世界)を描いた映画や小説では、都会の高いビル群に蔦が絡まった描写をよく見ることができますよね。身近なところでは、住む人がいなくなった空き家を蔦が覆いつくしているところも見たことある方もいるかもしれません。
それぐらいに「雑草」とは思えないレベルの破壊力なんです


実際、今回ご依頼いただいたお客様以外でも「自分ではもう手が付けられなくて、、、」と困り果てている方は多くいらっしゃいます。こういうケース、ホントに多いんですよ。


作業開始!まずは地面の草をスッキリさせる

現場に到着してまず目に入ったのは、地面一面の雑草と葛のツル。
見積りとるために下見で現調(現場調査)してるけど、いざ作業で目の前に立つと凄まじいですね。

気を取り直して、まずは地面に生い茂る草を刈払機(草刈り機)で一気にカットしてく。
ただし、ここで注意すべきポイントが。

「敷地の一部には砂利が敷かれている」
刈払機が砂利を巻き込むと、砂利が周囲に勢いよく飛んでいきます。自宅の窓ガラスや車に当たれば損傷するので作業は慎重に。


フェンスとカーポート、雨どい救出!ツルの手作業撤去

地面がある程度スッキリしたら、次はいよいよラスボス的存在「絡まったツル」の撤去作業。

すべて”手作業”での撤去となります。

葛のツルはとにかくしつこい。フェンスやカーポートの骨組みに絡みついてなかなか外れない。
しかも強く引っ張ればいいってもんでもなく、無理に引き剥がそうとすればフェンスが歪むので注意が必要。雨どいにも絡みついているので外れる可能性もあります。

ここは”職人の腕の見せ所”ですね。
手作業でツルを丁寧にほどいていくのですが、絡まっている部分は先に根元をカット。
根元をカットすると絡みついてる部分にかかる負担が減るので、さらに小分けにカットしていくと撤去しやすくなります。

カーポートに絡みついてるものは、屋根まで侵食しているので脚立を使ったりよじ登って撤去。

あらかた撤去完了して重労働は完了かと思いきや、残念ながらそうではありません。
どうやら床下の通風孔にまでツルが侵食している模様。このままだと床下の湿気がこもり、シロアリやカビの温床に。。。

「ここまでやらないと意味がない!」と気合を入れて、腰をかがめて地面に近い場所で作業開始。

腰がキツイ。。。


作業完了!建物も心もスッキリ

数時間におよぶ格闘の末、無事敷地内の除草とツル撤去が完了。

ツルがしつこく絡まっていたフェンスとカーポート、雨どいから通風孔の中に至るまで綺麗に取り除き、床下の換気も確保。


ポストアポカリプスのような終末世界一歩手前の建造物が現代の家屋に戻りました。

お客様も「見違えたみたい!これで安心して暮らせる」と、とても喜んでくださいました。


まとめ

空地に雑草が伸びた程度の草刈りなら「ただ刈ればいい」っていう単純なものなのですが、今回の現場のようにそうではないケースもあるんです。

葛のようなツル植物は、放置すれば建物を侵食し深刻なダメージを与えます。他にも飛び石による周囲への被害を考慮しなければなりません。

今回のお客様のように「足が悪くて自分ではどうにもできない」という方、結構多くいらっしゃるのではないでしょうか。高齢化が進む中、庭や敷地のメンテナンスに悩んでいる内に家まで侵食されてしまうケースは本当に多いです。


「最近草が伸びてきたな、、、」
「雨どいに何か絡まってる?」
「家を囲う塀が見えなくなってきた」
そんなちょっとした異変に気付いたら、ぜひ早めのご相談をください。放置すればするほどコストが大きくなってしまいますよ。

私たちプラスカラーズは、一件一件の現場を丁寧に、安全第一に、お客様にとってベストな作業をしています。皆様の暮らしが快適になるお手伝い、ぜひお任せください!

また、この度はご依頼いただきありがとうございました!
ツルは手ごわいので今後もしっかりとメンテナンスさせていただきますよ。